リンス不要、シャンプーだけで充分!
前回、フランスは硬水なので、顔洗ったらバリバリに乾燥する人の話を書いた。
で、この理屈によると、髪だって硬水でギシギシになるはずなのでは??
ヨーロッパは日本に比べて全然湿度が低いので、日本では毎日髪洗ってないと気持ち悪かったが、こっちでは二三日洗わなくても不快感がない。だからシャンプーを使う頻度も減っているが、硬水洗髪で髪がギシギシになった記憶は一度もない。
日本では子供の頃からシャンプー使ったらリンスかトリートメント、ってセットで使うのが当たり前だと思っていた。
でも、実はシャンプーだけでも全然問題ない!!
こちらでお友達の家にお泊まりに行かせてもらったら、リンスやトリートメントをもってない人の方が多かったのだ。
そして皆別に髪の状態が悪いわけではない。髪の質感や色にも影響されるのだろうが見た感じもわりとツヤツヤである。まややクセッげの人も多いから余計光を反射するのかもしれんが。
以来機会があると、友達の家のバスルームで「リンスがあるやなしや」チェックをしてるが、お洒落に気を使ってる猫毛の人(髪の太さもボリュームも日本人の五分の一くらいしかない人が多い)は乾燥防止系もしくはボリュームアップ系の美容院ブランド・ケラスターゼのトリートメントを置いてる人が多かった。
でもやっぱりシャンプーのみの人の方が圧倒的に多い。
マネっ子大好きな私も早速家でやってみたら、シャンプーだけで全然充分だった。
やっぱり手入れしないと傷みが激しいのでは、とか毛先は大丈夫?とやや心配になって、リンスやトリートメントもたま~にしていたが、結局髪が重くなるだけで二三回で飽きて最後まで使い切るのが苦痛なので、このところはもう買わない。
自称シャンプー&トリートメント・ジプシーというほど、昔からいろんなものを次々に試してきたが、どれも広告でうたっている程の効果はないのである。
で結局、シンプル・イズなんとかではないが、モノを減らしてシャンプーだけなのが一番自分にはあってるようだ。先週、大好きだったポーラのアロマエッセの大ボトルを使い終わってしまったので(チビ太も大好きだったため半分くらい取られた)、今使っているのはクリストフ・ロバンのLait Lavant Antioxydant aux 4 Huiles et Myrtille。訳すと「4種のオイルとブルーベリー入り抗酸化シャンプーミルク」という仰々しいお名前のシャンプー。
サンプルでもらったらなかなかよかったので、27.9ユーロ(3400円)はちょっと高いが、まシャンプーしか使わないし好きなものに投資!ということで。
でもこのブランド、日本ではまだ正規店がないのかな?
アマゾンで一万円超でこのリンス版の方を売ってるのを見たけど、こちらでは正規価格で30.50ユーロ(3720円)。並行輸入が日本で流行るわけですな。。
こちらに住み始めて長い私が、絶対日本でしか買えない化粧品以外は、大概パリに一杯あるセフォラで化粧品を調達しているのは、セフォラは会員カードをもっていると年がら年中、20%オフとかたまには25%オフとかのオファーが郵便やメールで送られてくるから。
免税店で時間がないのに慌てて買うより、本当にほしいものをじっくり選んで好きなときに免税価格で買えるなんて・・って感じですが、できるんだな、これが。
このロバンさん、フランスではカラーリングの専門家としてセレブが一杯お客さんにいるという有名カラリストだが、私は単にシャンプー好きでこのブランドから出ているCrème Lavante au Citron(レモンシャンプークリーム)がカルトな人気を誇っていると聞いて、是非一度!と試してみた次第。
ところが・・レモンシャンプーはまじでクリーム状。液体ではなく。お湯で溶いてもなんかシャンプーって質感ではなく、トリートメントしてるみたいなんすよ。名前みたらわかるんだけどね。
やっぱり、ほそ~い西洋仕様の髪をゆるーくやさしーく洗い上げる、ってのを意図されて作られたもののようで、やっぱりちょっとはピカッとさっぱり洗い上げたい私には向いてなかった。
悔しいから、他のシャンプーと併用しながら使い切りましたが。
さて、まだうちにはシャンプーストックとしてポーラのフォルムとモノプリで買ったオージーシャンプーもまだあるんだけど、次のシャンプーはなに試そうかな~~