『モアナと伝説の海』2016 仏版ポスター

『モアナと伝説の海』、あるいは『ヴァイアナ、世界の果ての伝説』

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フランスでは2016年11月に公開された『モアナと伝説の海』。

3D CGで製作された海の迫力満点のディズニー映画である。

『モアナと伝説の海』2016 仏版ポスター

クリスマス直前に当時もうすぐ五歳のチビ太と観に行ったら、映画館から出てきての第一声:

「僕の心もあの女神さまのみたいにピカピカ光ってるのかなー?!!」

ドキドキ感動してお目目  キラ icon-star キラ 

そういえばチビ太はスイスのレマン湖の畔に家をもつおばあちゃまのいるお友達がいるために、二度ほど遊びに行かせてもらう機会があったが、そこでの一番の楽しみはツルツル光る石集めをすることだった。
彼のブリキの宝箱にはいく先々で見つけたツルツルの石たちがコレクションされている。


なので、モアナのストーリーがピカピカ光る女神さまの大切な心を元の場所に返すことを目的に進むため、二時間近い映画でも最後まで観切れたようだ。

でもフランスでは主人公はモアナではなくヴァイアナ。
フランス題も『Vaiana : La Légende du bout du monde』(ヴァイアナ、世界の果ての伝説)である。

スペインとヨーロッパの数カ国にモアナという商標が登録済みだったための変更、と色んなところに書かれてる。

でも何の商標だったんだろに?

と思って調べてみたら、このような製品だった ↓↓

スペインで登録されている香水・モアナ

オーデコロン。。

この子のためにモアナがヴァイアナになったとよ。

それにスペイン最西端のガリシア地方には Moaña という街があるようだし。
スペイン語のクニョンがNの上についているので発音は多分「モアニャ」🐱 だろうが字面は似ているしな・。・

 

多国籍のもののネーミングはどんなプロダクトでも微妙だ。
フランスではグリコのポッキーがミカドとなって売られている。こっちの方がちょっとエキゾチックで格式が出る気もするが、ポッキーほどの国民的人気はどこにもない。

どこのスーパーでも売ってるBUGLESというとんがりコーンみたいなトウモロコシチップも、似てるから「フランスのとんがりコーン」と冗談でよんでいたら実は同じ製造元だったし・・

アメリカのゼネラルミルズ社が七十年代にハウス食品とライセンス契約してた商品だってよ。。

Bugles in France

こっちのスーパーで見かけるのは、オリジナル、チーズ、ピーナッツ、ベーコンの四種類。
日本のあっさり塩、焼きとうもろこし、コーンポタージュの方がうまそうだが、子供はチーズでもピーナッツでも喜んで食べている。

フランス版はBURGLESの前にデカデカと「3D」が付いているのは、フランス的思考からするとポテトチップスが平面じゃなくて立体構造なのは画期的だからか?(笑)?

確かに多国籍なネーミングは、ディズニーだけでなく頭の痛いところ。
うちも子供の名前つける時、まずそれでかなり悩んだとよ。
Hが発音されない国に住んでると「ハナ」(Hana)と名付けたつもりが、「アナ」と発音されるからなー・。・

しかも日本は十四日以内に出生届を出せばいいとこが、フランスは出産後五日以内という厳しい日数内に新生児申請をしなくてはいけないので名前の申請間違いも多いとか。
うちも私は産後で動けないわフリーランスの父ちゃんは仕事続きの週に当たるわで、生まれたのが朝でその日のうちに市役所に届けに行く以外今週はもう行く暇がない、ってときで間違いが起こってもおかしくない状況だった。
普段はやけに勘違いも間違いも多いが、このときばかりは間違わなかったのは誉めてやらなくては・。・

ちなみに国外出産で日本国籍を申請する期限は三ヶ月以内。こっちの方はだいぶ余裕があったよかった。

話が逸れたが、国によって発音も意味も認識も違ってくる言葉。
ディズニーのモアナに登場する半神マウイの描写に南太平洋の原住民からクレームが出ているらしい。
自国の神話への神聖性 VS 外国の観点から作ったストーリー。

違う視点があるから面白いとも思うのだが、これは扱われている対象が自国のことではないから言えることなのか・・

でも日本政府が打ち出している対外向け国策『クールジャパン』は、個人的には全然いいとも格好いいとも思わないが、日本のいい面が他の国に知ってもらえる機会になるんなら、それだけで既に悪くない、と思うんだがな。

 

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