ソー公園 ボスケ・シュッド

急げソー公園の桜!100年来の暑い三月で桜開花早まる

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今年三月の平均気温は11度。

通常の三月に比べて2.3度高かったらしい。

とはいえ前月の二月も通年に比べるとプラス2.5度、逆に一月はマイナス2度だったということで、一月の後に突然春がやってきた感があったのにも納得。

そういや、うちの電気代も通常なら冬の終わりの二月頃請求額が一番大きくなることが多いのに、今年は一月が最高値だった。

なので本当は四月の後半に行こうと思っていた恒例のソー公園花見を二週間繰り上げ。

阿波踊りとか太鼓のパフォーマンスが予定されているのは今年は4月23日(日)。
私は人出が多い日を避けようと思っていたのだが、ダディ造は「日本イベントなんだしきっと出店とか出るはず」と勝手にワクワク(公園内なので多分出ないと思うし、イベント主催者ページにも弁当と敷物を持ってくるよう書かれてるのだが、食べることとなると我を忘れる奴は聞く耳もたず・・)誘った叔母さんも四月の後半の週末は23日しか空いてないと言う・・で、なんかここしかないか、という流れに。

あーあ。
阿波踊りもいいけどさ、静かに桜愛でるのがメインなんだけどなー。

と思っていたら、この高気温!

渡りに船、と今度は私がウキウキの番。
確か叔母さん、ここもダイジョブって言ってたよね!と急遽、新 icon-sun-o 花見日程を設定し、前夜からお弁当作り!

ていってもミートボール煮込んで、ご飯炊いただけなんすが。。

メニューは、私担当は、おにぎり、ミートボール、出し巻き卵、ダディ造担当はフランス名物バゲットにチーズ、ワイン、パテ。
叔母さんは、これまたとてもフランス的なタブレというスムール(北アフリカのクスクス料理に使われる世界最小のパスタとも呼ばれる粗挽きの小麦粉)にトマト&キュウリ、パセリやミントを加えたお手製ビネガーサラダを持参。

このタブレサラダ、こってり系なフランス料理の中で、食欲がなくても食べられるし、どこのスーパーでも手軽にテイクアウトで買えるのもあって、会社員だった時は腹の空いてない昼によく私がよくお世話になったメニューのひとつ。

デザートは、ちょっと季節には早めだが市場で北アフリカ・モロッコ産と銘打って売っていた苺(結構甘みはあったが大ぶりで、フランス産で一番人気の苺であるガリゲット種に比べると味に繊細さに欠ける・・がイチゴはイチゴ)。

そして肝心の桜の方は・・

やった〜!超満開でした icon-music

ソー公園 ボスケ・シュッド

ていうか一番の満開日は四、五日前だった気がする。昨日で120パーセントくらい。
葉桜になりかかってる樹も・。・

ソー公園は巨大なので、パリ方面から公園自体に行くために利用できる最寄り駅も四つある。

RER B線路線図

パリ・北駅(Paris-Gare du Nord)からRER(郊外電車)B線で、サン・レミ・レ・シェヴルーズ(Saint-Rémy-lès-Chevreuse)行きに乗って、手前からブール・ラ・レンヌ(Bourg-la-Reine)、パルク・ド・ソー(Parc de Sceaux)、ラ・クロワ・ド・ベルニー(La Croix de Berny)の三駅がソー公園周辺を通っている。

北駅でロバンソン(Robinson)行きに乗って、ソー(Sceaux)で降りても行ける。
ブール・ラ・レンヌへはこの線に乗っても行ける。
こっちで降りると閑静な住宅地の中って感じのところに出る。

去年はピンクの桜の植わっているボスケ・ノール(Bosquet Nord)でお花見したので、今年は白い桜のボスケ・シュッド(Bosquet Sud)の方へ。

ソー公園 花見地図

やっぱ日本の桜に近い感じの方がいいかなーと。

ここに辿り着くにはブール・ラ・レンヌとかソーだと公園の反対側で歩く距離が長くなるので、最寄りのラ・クロワ・ド・ベルニーで下車。

と・・・

あたりはこの日曜の異常な快晴の中、電車から降りた人の95パーセントがソー公園に向かい、ぞろぞろと交差点を渡る行列ができている・・!

花見時期は最近、中国系や韓国系が増えていると聞いたけど、この時期のソー公園はアジア系含めて人でも溢れかえってる!!

とはいえ巨大な公園なので、これだけの人々を次々に吸い込んでもまだまだ場所に余裕があるし、桜目当ての人だけでもなかった。(😌)

13時過ぎに到着した白い桜のボスケ・シュッドにも、まださほど人のいない場所もあったし。

というわけで中国人団体さんのお隣でのんびり花見ピクニック。

ご飯を食べ終わって、チビ太は叔母さんとフリスビーやシャ・グラセ(マロン・グラッセと言葉は似ているが、こっちは鬼にタッチされたらアナ雪のように氷ついて動けなくある鬼ごっこ)遊びに移行。

と、隣のグループのハーフの二歳に目をつけられ、ルールはよくわからんが一緒遊ぼうと付け回されちょっとうんざり。
でも、お花はやっぱりきれいだねーととりあえず満足げ。

そうこうしているうちに、お隣さんの子供がいつの間にかうちのチームに居座ってノンビリもできなくなりチビ太もムクれ始めたので、ピンクの桜の方も見ておこうか、とお隣の庭園ボスケ・ノールにお引っ越し。

隣といっても広大な公園内、ちょっと方角を間違うと結構歩かなくてはいけない・・(汗)

ピンクの桜、こっちの桜の方がかなり背が低いが、やはり雰囲気はぐっと華やか。

ソー公園 ボスケ・ノール

そして・・

混んでる!!!白い桜の二倍くらい、グループとグループの間が立て込んでるぞ!

やっぱせっかく来たからにはこっちの方が気分でるのかな?
確かに写真撮るにはこっちの方が映える気がするけど。

フロランスさんという若いお婆ちゃんが長〜い釣竿の先にカメラつけて、高所からの写真撮ってたのもこのエリアでちょっと話題に。

とにかく超快晴の幸せなお花見。早くいかんと散るとよ!

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